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ハリス副大統領、中国を非難-米はアジアに米中の二者択一迫らず

更新日時
  • 2023年APECサミットを米国で開催することを提案
  • 中国の南シナ海での抑圧的かつ威嚇的な行動を非難

アジア歴訪中のハリス米副大統領は24日、中国がアジア諸国への脅威になっていると警鐘を鳴らした。また、米国がアジア諸国に米中いずれにつくかの二者択一を迫らないとの考えを示し、各国の懸念緩和に努めた。

  ハリス氏はシンガポールでの演説で、 規則や人権、海洋の自由、円滑な商取引に基づくアジア地域という米国のビジョンについて語った。また、2023年のアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議(サミット)を米国で開催することを提案し、米政権の多国間関与へのコミットメントを示した。

  ハリス氏は南シナ海での幅広い領有権を主張する中国の抑圧的かつ威嚇的な行動を非難。 「中国政府の行動は、規則に基づく秩序を損ない、国家の主権を脅かしている」と述べた。

SINGAPORE-US-DIPLOMACY
演説するハリス米副大統領(シンガポール、8月24日)
 

  ハリス氏は演説の冒頭でアフガニスタンについて言及。バイデン大統領の米軍撤退の決定を「勇気があり正しい」と擁護する一方で、米国市民とタリバン復権で被害を受ける可能性があるアフガン人の退避に重点的に取り組む方針を示した。

  中国外務省の汪文斌報道官は北京で同日開いた定例記者会見で、「身勝手な理由で主権国家に軍事介入できる米国が、そうした国の人々の苦しみに対する責任を負わない」ことをアフガン情勢が示していると主張。「米国は何ら対価を支払わず、理不尽に他国を中傷し、いじめ、抑圧することがあり得る」と述べた。

ハリス米副大統領
 

原題:Harris Blasts China, Says U.S. Won’t Push Asia to Pick Sides (3)(抜粋)

(最終段落に中国外務省の記者会見を追加して更新します)
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