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ユーロ圏サービス業PMI、8月の拡大ペースが製造業生産を上回る

  • 製造業は需要に追いつかず拡大ペースが鈍化
  • コロナ制限緩和で企業は恩恵受けるが、供給の遅延がなお打撃

ユーロ圏のサービス業は今月、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)の影響が広がってから初めて製造業生産を上回るペースで活動が拡大した。供給不足に直面する製造業の問題が浮き彫りとなっている。

  IHSマークイットが23日発表した8月のユーロ圏購買担当者指数(PMI)速報値によれば、製造業は需要に追いつかず拡大ペースが鈍化、サービス業は引き続き15年ぶりの高水準に迫るペースを維持した。サービス業PMIの59.7に対し、製造業PMI生産指数は59.2にとどまった。

ユーロ圏PMI8月予想7月
サービス業59.759.559.8
製造業生産59.261.1
総合 59.559.660.2

  IHSのエコノミスト、クリス・ウィリアムソン氏は、デルタ変異株の感染拡大に伴う需要の抑制や深刻な供給問題を指摘しながらも、新型コロナ対策の制限措置が大幅に緩和されたことで「企業は恩恵を受けた」と説明。「だが、サプライチェーンの遅れが引き続き大きな打撃を与え、企業は需要に応じられず、コストが押し上げられるケースが増える」との見方を示した。

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原題:Euro-Area Services Beat Industry Output First Time Since Crisis(抜粋)

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