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アフガンは経済危機に直面も、通貨安や資本規制の恐れ-中銀総裁代行

  • 通貨安で輸入品価格が押し上げられ消費者物価の上昇が加速する恐れ
  • コロナ禍、干ばつ、難民の問題で既に生じている苦境がさらに増す

アフガニスタンの実権を握ったイスラム主義勢力のタリバンが直面する一連の問題は、通貨安やインフレ進行、資本規制を招く可能性が高いと同国中央銀行のアフマディ総裁代行が指摘した。同総裁代行は既に出国している。

  アフマディ氏はブルームバーグのポッドキャスト「オッド・ロッツ」とのインタビューで、先週過去最安値を付けた同国の通貨アフガニが再び下落する可能性が高いと発言。その結果、輸入品価格が押し上げられ、消費者物価の上昇が加速する恐れがあると予想した。

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アジマル・アフマディ氏(2018年11月27日)
 

  米国が中銀資産90億ドル(約9900億円)強の大半を凍結したことで、アフガニスタンは経済危機の可能性に直面していると同氏は主張し、新型コロナウイルス禍と一部地域の干ばつ、難民の問題で既に生じている苦境がさらに増すと説明した。

  アフマディ氏は場所を明かさないまま国外から電話インタビューに応じ、「非常に困難な状況だ。われわれは三つの衝撃に何とか対応しようとしたが、彼らは4番目の衝撃に対処せざるを得ないだろう」と述べた。

原題:
Afghan Central Banker Sees Currency Drop, Capital Controls Ahead(抜粋)

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