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日本株は大幅反発、米株高でリスク回避和らぐ-東証1部の9割が上昇

更新日時

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東京株式相場は大幅に反発。米国株が上昇し、投資家のリスク回避ムードが和いだ。米大型ハイテク株高を受けて、電機や精密機器が上昇。自動車や機械などにも買いが入った。横浜市長選で菅義偉首相が支持した候補者が大敗したことで、今後の衆院選などに向けた景気対策にも市場関係者の意識が向かった。東証1部の値上がり銘柄数は全体の約9割を占めた。

  • TOPIXの終値は前営業日比34.46ポイント(1.8%)高の1915.14
  • 日経平均株価は480円99銭(1.8%)高の2万7494円24銭
TOPIXの推移
 
 

市場関係者の見方

岡三アセットマネジメントの前野達志シニアストラテジスト

  • 横浜市長選などの政治問題、新型コロナ感染拡大と悪材料が重なったが、これまで売り込まれていただけに米国株高に反応しやすかった
  • 早期のテーパリング懸念で株式相場の下げた米国は経済堅調で見直し買いが入りやすく、日本株も揺り戻しの流れを受け継いだ

東海東京調査センターの平川昇二チーフグローバルストラテジスト

  • 米国株高は追い風になるが、下がってきたところでテクニカル的に反転した面が大きい。ダラス連銀総裁がテーパリングについて柔軟に対応するとコメントしたのも上昇するきっかけになった
  • 新型コロナウイルス・デルタ株が一部でピークアウトの兆しが出ているようにもみえ、株価にはプラス
  • 横浜市長選は菅首相が支持した候補者の敗北はある程度想定できた結果。大敗した危機感から景気やコロナへの対応策の規模が大きくなり株高につながると投資家は感じ取るだろう

東証33業種

上昇率上位海運、輸送用機器、電機、機械、倉庫・運輸、精密機器、サービス
下落業種鉱業

背景

  • 菅首相お膝元の横浜市長選も敗北、求心力低下は不可避-IRは撤回へ
  • ダラス連銀総裁、テーパリングの見解は柔軟に「調整へ」-変異株次第
  • デルタ変異株感染拡大の波、米北東部でピークに近づいている可能性
  • 米国市況】株が上昇、押し目買い入る-乱高下の1週間締めくくる
  • ドル・円相場は1ドル=109円台後半で推移、前営業日の日本株終値時点は109円69銭
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