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習近平氏の新中国、規制の恐怖広がる-国営メディアが消費者保護訴え

  • 20日には世界の投資家が中国本土株約1100億円相当を売却した
  • EVや半導体など勝ち組の好調も長く続かない可能性-フロントシー

中国が進める不公平な市場に対する締め付けの波は20日、酒造会社や美容整形業界、オンライン薬局にも及んだ。  

  習近平国家主席が格差是正を目指す中、国営メディアが論説や記事でこぞって消費者保護のための監視強化を呼び掛けた。20日には世界の投資家が中国本土株約10億ドル(約1100億円)相当を売却、米市場で取引される中国企業株の下げも続いている。

  フロントシー・アセット・マネジメントのファンドマネジャー、ホウ・アンヤン氏(深圳在勤)は「規制への懸念と成長減速の始まりで、今は利益を出すのが極めて難しい。この調子だと、電気自動車(EV)や半導体など勝ち組の好調も長くは続かないかもしれない」と話した。 

Hong Kong's benchmark tumbles 20% from February high
 
 

  20日の本土市場では、酒造銘柄がCSI300指数を押し下げた。香港のハンセン指数は2月の高値から20%余り下落し弱気相場入り。CSIは前週末比で約3.6%安となり、7月28日以来の安値で引けた。 

香港株下落、ハンセン指数は弱気相場入り-中国企業の価値評価困難

  中国の酒造最大手、貴州茅台酒は4.4%安。インターネットを通じて販売された処方薬の保証などの強化を人民日報が呼び掛けたことでオンラインヘルスケア株も下落。JDヘルス・インターナショナルが急落した。

  国営メディアは美容整形業界もやり玉に挙げ、不完全な規制や医事紛争を巡る調査を呼び掛けた。平安健康医療科技(平安好医生)は14%安となった。

Foriegners offload over 10 billion yuan of Chinese stocks for two straight days
 
 

原題:Regulatory Fears Ensnare More Stocks in Xi Jinping’s New China(抜粋)

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