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ブースター接種の必要性巡る会議、米CDCが延期-議論高まる中で

  • 当初は24日に開く予定だったが、翌週に持ち越されることに
  • ブースター接種について医学界の意見は依然分かれている

米疾病対策センター(CDC)は、新型コロナウイルスワクチンのブースター(追加免疫)接種について検討する予定だった外部アドバイザーのグループによる会議を1週間延期した。3回目のワクチン接種の必要性について議論が高まっていることが背景にある。

  CDCの「予防接種の実施に関する諮問委員会(ACIP)」は当初、24日に会議を行いブースター接種の必要性について勧告を行う予定だったが、翌週に持ち越されることになった。延期はCDCのウェブサイトに掲載され、複数の同委メンバーが確認した。

  バイデン政権は18日、ワクチン接種済みの大半の米国の成人を対象に、3回目の接種を9月20日から開始する計画を発表した。ファイザーとモデルナ製のワクチンの2回目接種から8カ月後に3回目接種が可能になる。

  この計画を巡っては論争が巻き起こっている。ブースター接種の必要性をデータが裏付けているかについて医学界の意見は依然分かれているほか、世界保健機関(WHO)はワクチン接種率の低い国が追い付くまで、富裕国に3回目接種を延期するよう求めている

  ブースター接種の開始予定日まであと1カ月だが、バイデン政権はブースター配布のために依然としてCDCの勧告と食品医薬品局(FDA)の承認が必要な状態にある。

  ACIPのグレース・リー委員長は電子メールで「速いペースでデータが入ってきており、われわれは確実に検討プロセスに従い、次の公開会議でしっかりとした審議ができるようにしたいと考えている」と指摘した。

原題:Booster Review Delayed by CDC as Debate Swirls Over 3rd Shot (1)

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