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【欧州市況】株は大幅安、米緩和縮小の示唆や中国懸念-英国債は上昇

19日の欧州株は反落。米金融当局が年内の債券購入ペースの減速開始を示唆したことに反応した。また中国の締め付けを懸念し、高級品銘柄が売られた。

  ストックス欧州600指数は1.5%下げ、1カ月ぶりの大幅安となった。鉱業は4.2%安と、セクター別で最も下げた。

  中国共産党の習近平総書記(国家主席)が所得の規制や再分配など「共同富裕」の実現に向けた概要を示し、国内の富裕層に警告を発したとの報道を受けて、高級ブランドのLVMHモエヘネシー・ルイヴィトンや「カルティエ」を抱えるリシュモン、「グッチ」のオーナー、ケリングはいずれも下落した。フランスのCAC40指数は2.4%安。

  バンク・オブ・アメリカ(BofA)の投資ストラテジスト、ミラ・サボバ氏は、世界経済成長のモメンタムに減速の兆しが強まっていることや、米金融当局の緩和縮小見通しが株に売り圧力をかけているとみる。

European stocks fall below all-time highs amid tapering concerns
 
 

  欧州債市場ではドイツ債の指標利回りが、週間ベースで欧州中央銀行(ECB)の中銀預金金利を2週連続で上回る公算が大きい。この日のドイツ債は、ユーロ圏の株価が日中安値から下げ幅を縮小すると、逃避目的の買いによる上げを削った。

  イタリア債は下落。英国債は逃避需要を手掛かりに上昇したが、10年債利回りは0.52%を下回ることはなかった。同国は20日に小売売上高の発表を控えている。  

主要国債の利回り 
ドイツ10年債利回りは1bp低下してマイナス0.49%
イタリア10年債利回りは2bp上昇して0.57%
フランス10年債利回りは1bp下げてマイナス0.14%
英10年債利回りは2bp下げて0.55%

ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)

原題:German 10-Year Yield Holds Above -0.50%; End-of-Day Curves、European Equities Slide Most in a Month on Fed, China Worries  (抜粋)

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