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ビザスク株急騰、米コールマンを100億円規模で買収-国際展開へ

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東証マザーズに上場し、業界の有識者と顧客のマッチングサービスを手掛けるビザスクの株価が急騰した。米コールマン・リサーチ・グループ社を約100億円で買収することで合意したと前日発表し、売上高規模は従来の3倍に拡大する。

  19日の日本株市場でビザスク株は買い気配で始まり、取引成立後は一時前日比15%高の4455円まで上げた。上昇率の大きさは7月16日(18%)以来、およそ1カ月ぶり。

  同社は、業界の知見を持つ実名登録されたアドバイザーと企業など顧客をマッチングし、インタビュー機会を設定するスポットコンサルサービスが主力事業だ。競合するコールマン社の買収で、ビザスクは日本と米国、欧州、アジアの4極体制になる。日本企業に対し、グローバルな知見をより一層提供していきたい考え。

  立花証券の入沢健アナリストは、「今までドメスティックでやってきた会社が海外展開をすることで、ポジティブに捉えられる」との見方を示した。米国拠点の確保で「海外・国内のシナジーも期待できる」とし、「コールマンの方がシステム的なところが進んでいるため、業務の効率化につながる」とも分析した。

  今回の買収を主導したゴールドマン・サックス・グループのM&A部門の元幹部で、2018年にビザスクに入社した瓜生英敏最高執行責任者(COO)はブルームバーグの取材に対し、「日本の会社が新規事業を開拓し、グローバル展開していかないと生きていけない中、海外の知見が欲しいというリクエストが多かった」と指摘。同社が国際展開する上で「とても大きな一歩だ」と述べた。

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ビザスク株の上場来の推移
 
 
(アナリスト見解の詳細を追記します)
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