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英賃金上昇率が過去最大、求人件数は100万件を突破-深刻な人手不足

  • 6月まで3カ月間の平均賃金、前年同期比で8.8%増
  • 4-6月期失業率は4.7%に低下、月末の賃金支援策終了後は上昇も

英国の賃金が過去最大の伸びを記録、先月の新たな求人件数は初めて100万件を超えた。新型コロナウイルス対策に伴うロックダウン(都市封鎖)規制が緩和され、かつてないほどの人手不足に陥っている。

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The number of U.K. job vacancies surged 50,000 to a record high in July

Source: Office for National Statistics

  政府統計局(ONS)の17日発表によれば、6月まで3カ月間の平均賃金は前年同期比8.8%増と、過去最大の上昇率となった。今回の統計内容にはコロナ禍の影響である程度のゆがみがあるものの、足元の賃金上昇圧力はペースが加速している。

  賃金上昇や求人増加は、英国が過去300年で最も深刻な景気低迷から急速に回復していることを裏付けるが、イングランド銀行(英中央銀行)は労働市場の逼迫(ひっぱく)は一時的だとみる。

  4-6月(第2四半期)の失業率は4.7%と、最初のロックダウンが明けた2020年夏以来の低水準となった。一時帰休者を対象とした賃金支援策が9月30日で終了した後は失業率の上昇が予想されている。

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原題:U.K. Wage Growth Hits a Record as Vacancies Pass 1 Million (1)(抜粋)

  

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