中国の大手テクノロジー銘柄、香港市場での売り続く-相次ぎ規制発表
Ishika Mookerjee、Shiyin Chen-
ハンセンテック指数は一時3.7%安となった
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中国の国家市場監督管理総局と国務院が新たな規制を発表
17日の香港株式市場で、中国の大手テクノロジー銘柄が5営業日連続で売られた。中国政府が国内のインターネット大手に対する統制を強化する新たな動きを示した。
ハンセンテック指数は一時3.7%下落。中国の独占禁止法を管轄する国家市場監督管理総局(SAMR)が国内でオンラインプラットフォームを運営する事業者間の不当な競争を禁止する規制案を公表した。
香港株の指標、ハンセン指数は一時2%を超える下げとなった。中国国務院がエネルギーと交通、金融、防衛の各セクターにおける重要なネットワーク設備と情報システムの保護を強化する規定を発表したことから、ハンセン指数は午後に下げ足を速めた。この規定は9月1日から適用される。

百度(バイドゥ)と網易(ネットイース) の香港上場株は5%を超える値下がり。アリババグループとテンセント・ホールディングス(騰訊)の下げも目立った。
原題:China Tech Stocks Slump as Nation Issues Draft Competition Rules(抜粋)
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