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東京の緊急事態宣言を9月12日まで延長、百貨店の入場制限徹底

更新日時
  • 京都・福岡など7府県も追加、菅首相「最優先課題は医療体制構築」
  • GDP減少額は0.75兆円から1.2兆円程度に拡大-第一生命研

新型コロナウイルスの感染拡大を受け、政府は東京都など6都府県に発令中の緊急事態宣言を9月12日まで延長する。京都、福岡など7府県も対象に追加する。

  17日夕の政府対策本部で決定した。菅義偉首相は「最優先の課題は患者の命を救うための医療体制の構築だ」と述べ、ホテル療養も含めた最大限の病床上積みを行うと述べた。感染防止の徹底とワクチン接種と合わせ、3本柱で対策を進めるとも語った。

  酒類の提供自粛に加え、百貨店など大型商業施設の入場制限の徹底や混雑した場所への外出機会の半減を呼び掛ける。7月12日に発令した4回目の緊急事態宣言は当初8月22日が期限だったが、31日まで延長していた。

東京都のコロナ新規感染者数

出所:東京都

  感染力の強いデルタ株により、感染者数は全国的に拡大している。17日発表の都内の新規感染者数は4377人、重症者数は8日連続で過去最多の276人だった。

  第一生命経済研究所の永浜利広首席エコノミストは宣言延長と対象地域拡大により、国内総生産(GDP)減少額は0.75兆円から1.2兆円程度に拡大すると試算。7−9月期のGDPを0.9%程度、年率換算で3.6%程度押し下げるとの見方を示した。

(対策本部での決定を受け、更新しました)
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