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東京の緊急事態宣言を9月12日まで延長へ、7府県も追加-報道

新型コロナウイルスの感染拡大を受け、政府は東京都など6都府県に発令中の緊急事態宣言を9月12日まで延長する方針だとNHKが報じた。京都、福岡など7府県も対象に追加するという。

  菅義偉首相は宣言の扱いについて17日の基本的対処方針分科会に諮る方針を明らかにした。デルタ株の影響を最小限とするために「まずは今の目先のことを解決に向かって全力でやるのが私の責務」と述べ、ワクチン接種や医療体制の充実を図る考えを示した。16日の関係閣僚との協議後、官邸で記者団に語った。

  7月12日に発令した4回目の緊急事態宣言は当初8月22日が期限だったが、感染拡大が続いたことから31日まで延長していた。16日に発表した都内の新規感染者数は2962人、重症者数は7日連続で過去最多となる268人だった。全国の1日当たり新規感染者数は13、14の両日に2万人を超えた。

東京都のコロナ新規感染者数

出所:東京都

  宣言が延長されれば秋の政治日程にも影響を与える。共同通信によると、自民党は菅首相の総裁任期満了に伴う総裁選に関して「9月17日告示-29日投開票」を軸に検討に入っている。首相が先に衆院を解散すれば、総裁選は衆院選後に実施される見通しとも報じているが、同月半ばまで宣言が続けば5日の東京パラリンピック閉会直後の解散は困難となりそうだ。

  菅内閣の支持率は時事通信が6-9日に行った世論調査で前月比0.3ポイント減の29.0%。政権運営が困難な「危険水域」といわれる3割を2カ月連続で下回った。

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