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日本株が大幅安、円高や緊急事態延長報道でリスク回避-電機など安い

更新日時

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東京株式相場は大幅安。米長期金利の低下と相まって円高・ドル安が進み、銀行などの金融株が下落し、電機や自動車などの輸出関連株が安い。緊急事態宣言の延長や地域拡大に向けた動きも伝わり、投資家のリスク回避姿勢が強まった。東証1部の値下がり銘柄数は全体の約89%を占めた。

  • TOPIXの終値は前営業日比31.41ポイント(1.6%)安の1924.98
  • 日経平均株価は453円96銭(1.6%)安の2万7523円19銭
TOPIXの推移

市場関係者の見方

JPモルガン・アセットマネジメントの前川将吾グローバル・マーケット・ストラテジスト

  • 国内で感染状況の悪化が続く中で緊急事態宣言の対象拡大や期限延長が伝わったのが嫌気され、中国の経済指標もデルタ株懸念や洪水などで予想より弱く投資家の不安が増した
  • 米国ではワクチン普及で経済正常化の方向性は変わらないと認識が広がっていたところにミシガン大学消費者マインド指数の悪化が出て、消費者側の経済指標からも感染拡大による悪影響のリスクが浮上した格好だ
  • 今後は今晩のニューヨーク連銀製造業景況指数、17日の小売売上高など米経済指標の結果で懸念が払しょくできるかが注目される

東証33業種

下落率上位パルプ・紙、倉庫・運輸、サービス、その他金融、非鉄金属
上昇業種海運、空運

背景

  • 緊急事態宣言を9月半ばまで延長へ、3府県も追加-報道
  • 米消費者マインド大幅悪化、2011年以来の水準-景気や変異株懸念
  • 中国経済、7月は予想上回る減速-デルタ変異株で景気リスク増す
  • 米国市況】株が小幅高、消費者マインド悪化で上値重い-利回り低下
  • ドル・円相場は1ドル=109円台前半で推移、前営業日の日本株終値時点は110円41銭
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