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ヤルデニ氏、米国株「活況の2020年代」は継続へ-強気派のGSも賛同

  • 企業決算は「絶好調」、米国株は一段と上昇へ-ヤルデニ氏
  • 株式が最善の選択肢-ゴールドマンのコスティン氏

米S&P500種株価指数が新型コロナウイルス禍に付けた最低水準から2倍近くに上昇する中、米国株の強気派にとって上昇相場の継続を信じ続ける上で直感に頼る理由はほとんどなく、実際に具体的な動機が複数存在する。

  調査会社ヤルデニ・リサーチの創業者で社長のエド・ヤルデニ氏は12日、ブルームバーグテレビジョンのインタビューで、「企業決算は絶好調だ」とし、「私の強気姿勢は、この先リセッション(景気後退)も信用収縮も起こらず、企業の利益拡大がなお続くという認識に基づいている」と説明した。

  同氏は現在の状況を「活況の2020年代」と呼び、S&P500種が来年末までに5000に達するとの予想を改めて示した。5000は、12日終値を12%上回る水準。

ヤルデニ・リサーチのヤルデニ社長が米国株の強気相場について話します

Source: Bloomberg)

  ヤルデニ氏はその上で、「5000というのは実際のところかなり控えめな見通しだ。来年末の話だ」とし、「それまでに企業利益が拡大する機会は幾度もある」と説明。生産性の向上が利益の成長を後押ししている状況を指摘し、生産性は「2%上昇」しており、「この先伸びは4%になるだろう」と付け加えた。

  株式の強気派ではもう一人、ゴールドマン・サックス・グループの米国株チーフストラテジスト、デービッド・コスティン氏がS&P500種について、今年末に4700、来年末までには4900に上昇すると予想している。同指数の12日終値は4460.83。

ゴールドマン・サックスのデービッド・コスティン氏が米国株について話します

Source: Bloomberg)

  ブルームバーグテレビジョンのインタビューでコスティン氏は「米経済は今年、名目ベースでパンデミック前の2019年を8%程度上回るだろう」とし、「S&P500種の採用企業は売上高が15%、利益は34%それぞれ増加する見通しだ」と述べた。

  その上で、株式のリターンは投資家が無視し難い大きさになっているとコスティン氏は指摘。「他の資産クラスが投資家に用意している機会というのは実際のところあまり魅力的ではない」と言明。「株式は格言のような存在になっている。他に選択肢はない」と述べた。

原題:Yardeni Says ‘Roaring 2020s’ to Continue, and Stock Bulls Agree(抜粋)

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