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Photographer: CHANDAN KHANNA/AFP
cojp

コロナワクチンに関する誤解、最も影響受けやすいのは高所得者-調査

  • 年齢層別では25-44歳が誤情報を信じている割合が最も高い
  • 約2万人対象の「COVIDステーツ・プロジェクト」調査が示す

新型コロナウイルスワクチンに対する誤解を最も抱きやすい人に高額所得者が含まれることが、最新の米国での調査で明らかになった。不確かさや誤った情報がワクチン接種への抵抗とためらいにどう関連しているかが示された。

  「COVIDステーツ・プロジェクト」では、ノースイースタン大学とハーバード大、ラトガース大、ノースウェスタン大の研究者グループがワクチンに関する四つの誤った認識について調べるため、全米50州の2万669人に質問を行った。「不妊症を引き起こす」「DNAを組み替える」「人々を追跡するマイクロチップが隠されている」「中絶した胎児の肺組織が含まれている」といった説だ。年収が10万ドル(約1100万円)より多い回答者のうち、これら説の少なくとも一つを信じている割合は26%と、他の所得層を上回った。

  四つの説のうち少なくとも一つが正しいと回答したのは、年収2万5000ドル未満で22%、中間層では16-19%だった。

Rich Misinformation

Six-figure earners are most likely to believe at least one vaccine myth

Source: The COVID States Project

Note: Percentages may not add to 100 due to rounding

  ワクチンに誤解を抱いているのは共和党員で全体の4分の1、民主党員では18%だった。年齢層によるギャップが最も大きかった。誤った情報を一つでも信じているは65歳以上がわずか9%だったのに対し、45-64歳は17%、18ー24歳は22%で、最も多かったのは25-44歳の29%だった。

  全体では20%の回答者が一つ以上の誤情報を信じていることが示された。また、51%は少なくとも一つの誤情報について正しいかどうか分からないと回答。四つの誤情報に対し、分からないとの回答はアフリカ系米国人が48%で最も高く、アジア系が40%、白人が39%、ヒスパニック系が38%だった。

  複数の誤情報を信じている回答者のうち42%が接種への抵抗感を示した。どの誤情報も信じない回答者では15%だった。

  研究者らは「ワクチンに対する態度は、誤情報を信じているかどうかだけでなく、不確実性を感じているかどうかにも関連している」と指摘した。

コロナワクチンに関する誤った情報との闘い

原題:High Earners Among Most Susceptible to Vaccine Myths: Survey(抜粋)

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