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カーンFTC委員長、競争脅かすM&Aの阻止増やすべきだ-書簡

  • FTCは現在、ロッキードのエアロジェット買収計画を調査中
  • 法執行機関は従来の是正措置に頼るよりも一段と頻繁に阻止を

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米連邦取引委員会(FTC)のカーン委員長は企業の合併・買収(M&A)を巡り、反トラスト(独占禁止)法の執行機関が従来の是正措置に頼った上で承認するよりも、競争を脅かすM&Aをより頻繁に阻止すべきだとの考えを示した。FTCは現在、米ロッキード・マーチンの大型買収計画を調査している。

  カーン委員長は、防衛業界のM&Aに関する書簡をFTCに先月送付したウォーレン上院議員(民主)への今月6日付の返信で、司法省やFTCがM&Aの調査を決着させるために通常用いる措置への懸念を表明した。返信の内容をブルームバーグ・ニュースが確認した。

  FTCはロッキードによる44億ドル(約4860億円)での米エアロジェット・ロケットダイン・ホールディングス買収計画を調査中で、バイデン大統領が防衛請負業者同士のM&Aを引き続き抑制するかどうかという観点から注目されている。

ロッキードがエアロジェット・ロケットダインを買収へ、44億ドル

Senate Commerce, Science And Transportation Committee Holds Confirmation Hearing

カーンFTC委員長

  カーン委員長は、是正措置の実施を条件にM&Aを承認する慣行には懐疑的だとする一方、承認獲得で最も一般的な方法である資産売却にも問題が生じる可能性があると指摘。「このため、反トラスト法の執行機関は問題のあるディールにもっと頻繁に反対することを検討すべきだ」としている。

原題:FTC’s Khan Urges Blocking More M&A as Lockheed Deal Looms (2)(抜粋)

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