コンテンツにスキップする

IEA、世界の石油需要見通し下方修正-2022年に再び供給過剰見込む

  • 2021年下期の需要見通しは日量55万バレル下方修正
  • OPECプラスが減産縮小を進めた場合、市場は再び供給過剰に

国際エネルギー機関(IEA)は年内の世界石油需要見通しを「大幅に」下方修正した。主要消費国で新型コロナウイルス感染が再拡大していることが理由。また、2022年には再び供給過剰に陥ると見込んでいる。

  7月には石油輸出国機構(OPEC)と非加盟主要産油国で構成する「OPECプラス」に減産幅縮小を通じた供給拡大を呼び掛け、これができない場合は価格急騰のリスクがあると警告していた。OPECプラスはこうした増産要請に応じたが、その供給分が市場に届くタイミングに消費減速がぶつかった。

  IEAによると、世界の石油需要は7月に、日量380万バレル増だった6月から「突然方向を変え」、若干減少した。IEAは7-12月(下期)の需要見通しを日量55万バレル下方修正した。

  2022年については、OPECプラスが減産縮小を計画通り進め、合意に加わっていない産油国が生産を増やした場合、市場は再び供給過剰に陥ると予想した。

原題:
IEA Cuts Oil Demand Outlook on Virus, Sees New Surplus in 2022(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE