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米上院、3.5兆ドルの予算決議を承認-民主党の政策実現に道開く

  • 貧困対策や福祉、環境保護のための米政府取り組み拡大に重要な一歩
  • 民主党の賛成50票、共和党の反対49票で可決

米上院は11日早朝、民主党の票によって3兆5000億ドル(約388兆円)規模の予算決議を承認した。バイデン大統領の経済優先課題の実現に道を開くもので、貧困対策や高齢者介護、環境保護のための連邦政府の取り組み拡大に向けた重要な一歩となる。

  予算決議案は民主党の賛成50票と共和党の反対49票で可決された。民主党が優先事項とする政策を法制化できるかどうかは、向こう数カ月に進歩派と穏健派が党内対立を超えて合意できるかどうかにかかっている。

  民主党の計画には新型コロナウイルス禍で一時的に導入した児童税額控除の延長を含む中間層向け減税が盛り込まれ、コストの一部はトランプ前政権による法人・富裕層向け減税を巻き戻すことで賄う。

  予算計画には3、4歳児への幼児教育提供や2年制のコミュニティーカレッジ無償化、家族の世話を目的とする有給休暇、メディケア(高齢者・障害者向け医療保険)対象者向け追加支援などが盛り込まれている。

  

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原題:
Senate Democrats Pass $3.5 Trillion Blueprint for Biden’s Agenda(抜粋)

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