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米SEC委員長、「無法地帯」暗号資産規制でウォーレン氏に協力要請

  • 取引や商品、プラットフォームが規制の隙間に陥るのを防ぐ権限必要
  • 法律制定を通じて規制の空白を埋めるよう努力するとウォーレン氏

米証券取引委員会(SEC)のゲンスラー委員長が、暗号資産(仮想通貨)取引プラットフォームの規制強化に向け、民主党進歩派のウォーレン上院議員に協力を求めた。

  今年4月の就任以降、暗号資産プラットフォームに警鐘を鳴らしてきたゲンスラー委員長は、ウォーレン上院議員に宛てた5日付の書簡で、投資家保護のための規制・監督機関のリソース強化の必要性を指摘し、議会はDeFi(ディーファイ、分散型金融)含むプラットフォームの規則を制定できる明確な権限を規制・監督当局に与えるべきだと訴えた。

  ゲンスラー氏は、暗号資産業界の規制計画に関するウォーレン議員の質問に対し、「取引や商品、プラットフォームが規制の隙間に陥ることを防ぐため、追加の権限がわれわれに必要だ」と回答した。

  マサチューセッツ工科大学(MIT)でデジタル資産の講義を行っていたゲンスラー氏は、この資産クラスを政府の監視下に置く意向を示し、暗号資産の支持者を失望させた。法定通貨などを裏付けに価格の安定を目指すステーブルコインについて特に懸念していると同氏はウォーレン議員に伝えた。

  ウォーレン議員は声明で、「暗号資産は金融システムのワイルドウエスト(西部開拓期の無法地帯)であり、交通規則が是が非でも必要だ。私はこの件でSECや他の連邦規制・監督機関と引き続き協力し、法律制定を通じて規制の空白を埋めるよう努力する」と表明した。

原題:SEC’s Gensler Seeks Warren Help in Crypto Exchange Crackdown(抜粋)

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