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きょうの国内市況(8月11日):株式、債券、為替市場

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●日本株は4日続伸、米経済対策に期待-景気敏感銘柄高い、銀行も上昇

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  東京株式相場は4営業日連続の上昇。米上院が過去数十年で最大規模のインフラ包括法案を可決し、日本でも景気敏感株に恩恵を期待した買いが入った。米長期金利が上昇し、銀行株が高い。原油や銅など商品相場が上昇し、鉱業や石油・石炭製品、鉄鋼、非鉄金属株に買いが入った。個別銘柄では、業績計画を上方修正したブリヂストンの上げが目立った。

  • TOPIXの終値は前日比17.80ポイント(0.9%)高の1954.08
  • 日経平均株価は182円36銭(0.7%)高の2万8070円51銭

三井住友DSアセットマネジメントの石山仁チーフストラテジスト

  • 良好な米雇用統計と米インフラ包括法案の上院可決を受けて、極端に低下していた米名目金利が上昇し景気と金融政策の正常化に向けた道筋が描きやすくなったため、景気敏感業種が多い日本株の上昇につながった
  • 半導体などのグロース(成長)株が軟化した背景には利益確定目的の売りと金利上昇があり、これは景気回復に向かっているサインとも言えるだろう
  • ただデルタ変異株の感染拡大に対する先行き不透明感は投資心理にはネガティブに働き、上値の重い状況が続いている

東証33業種

上昇率上位ゴム製品、海運、鉄鋼、銀行、ガラス・土石製品、その他製品
下落率上位情報・通信、サービス、精密機器

●債券は下落、米長期金利上昇で売り優勢-30年入札は無難な結果との声

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  債券相場は下落。前日の米国市場で長期金利が上昇したことを受けて売りが優勢だった。この日行われた30年債入札は無難な結果となり、相場を押し上げるには至らなかった。

  • 新発10年債利回りは前日比1.5ベーシスポイント(bp)高い0.035%
  • 新発20年債利回りは0.41%、新発30年債利回りは0.65%といずれも1bp上昇
  • 長期国債先物9月物の終値は10銭安の152円4銭。米長期金利上昇の流れを引き継ぎ売りが先行し、一時152円ちょうどまで下落。引けにかけてやや値を戻した

三菱UFJモルガン・スタンレー証券の稲留克俊シニア債券ストラテジスト

  • 30年債入札は事前に警戒感があった割にまあまあ無難な結果だった
  • 投資家は金利水準の低さに慣れてきたのかもしれない
  • 先物や10年債は米長期金利上昇の流れで売られた

30年債入札

  • 最低落札価格は101円20銭と市場予想と同じ

●ドル・円は小幅高、米長期金利への上昇圧力が支えに-110円台半ば

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  東京外国為替市場のドル・円相場は買いが優勢。米消費者物価指数(CPI)や米10年国債入札を控え、米長期金利への上昇圧力が意識されていることが支えとなった。

  • ドル・円は午後3時9分現在、前日比0.1%高の1ドル=110円69銭。ここまで110円51銭を安値に一時110円71銭と7月7日以来の高値

ソニーフィナンシャルホールディングスの石川久美子為替アナリスト

  • 市場は米国の早期利上げや正常化について、前向きな材料をより飲み込んでいこうという感じ
  • きょうの米CPIやカンザスシティー連銀総裁、アトランタ連銀総裁がタカ派的発言を繰り返すと、米長期金利上昇、ドル高になる可能性は十分ある
  • きょうはドル上目で見ておきたい。一目均衡表の雲の上限(110円70銭付近)を突破するとテクニカル的にも少し追い風が吹いてくる感じで、111円が若干見えてくる
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