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ビットコインに10万ドル説再び-急回復で強気ムード広がる

  • 4週連続で上昇し最近の安値から50%余り回復
  • 規制強化の動きにもかかわらず高値更新街道を突き進むといった期待

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暗号資産(仮想通貨)ビットコインは最近の安値から50%余り回復し、10万ドルを目指すといった予想やに向かうような勢いで急騰するなどといった声が再び浮上している。

  否定的なヘッドラインが続いていた際には、2万ドルの安値を再度試す方向だとする予測が聞かれていたが、それは消えうせ、再び高値更新街道を突き進むといった見方が広がっている。

  ビットコインは4週連続で上げ、このままいけば月間ベースで2カ月連続の上昇となる。21日間では、新高値更新ラッシュに向かうさなかにあった2月以降で最速の上げとなっている。ニューヨーク時間10日午後5時42分(日本時間11日午前6時42分)現在では4万5781ドル。

  デジタル資産運用会社コインシェアーズの最高戦略責任者、メルテム・デミロール氏は電話取材に対し、ビットコインが急激に回復していると指摘。当局の新たな調査にもかかわらず、「多くの投資家は、これを多くの混乱や一部の不確実性を取り除く前向きなニュースでありプラス材料だと受け止めている。仮想通貨業界はもはや金融の難解な領域ではないことも示していると思う」と語った。

Bitcoin on pace to gain for fourth straight week

ブルームバーグ

  ビットコインは、環境への負荷を巡る批判や各国当局が規制強化に乗り出す姿勢を示しているにもかかわらず、買われ続けている。米証券取引委員会(SEC)のゲンスラー委員長は先週、仮想通貨の領域を開拓時代の米西部にたとえ、規制の枠組みを整備する際に投資家保護を怠ることはしないと述べた

  ストラテジストらはこうした懸念を今のところ脇に追いやり、非常に高い価格目標を再び設定している。

  ブルームバーグ・インテリジェンスのマイク・マクグローン氏はテレビインタビューで、「かつての高値に達する余地はかなりある」と指摘。ビットコインが別の仮想通貨であるイーサリアムに今年の上げ率のパフォーマンスで追いつくとすれば、10万ドルに向かうことになると述べた。

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  ファンドストラット・グローバル・アドバイザーズの共同創業者で調査責任者のトム・リー氏もビットコインが2021年末までに10万ドルに到達すると予想。単純なルールに従うよう投資家に推奨している。200日移動平均を超えた時が買い時だというものだ。ビットコインはこのハードルをここ数日間で超えており、年末にかけて力強く上昇するだろうとリポートで分析した。

原題:Bitcoin Roars Back, Putting $100,000 Predictions in Vogue Again(抜粋)

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