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中国恒大、不動産サービス部門を万科企業主導で買収も

更新日時
  • 協議には「複数の独立した第三者投資家」が関与している
  • 具体的な計画や正式な合意には至っていない

中国の不動産開発大手、中国恒大集団は、不動産サービス部門恒大物業の持ち分を万科企業主導の企業に売却する可能性がある。香港のニュースウェブサイト、HK01傘下の巨子ICONが報じた。

  詳細は示されていない。ブルームバーグ・ニュースは万科企業と中国恒大にコメントを求めたが応答はない。

  中国恒大は10日、新エネルギー車(NEV)部門の中国恒大新能源汽車集団および恒大物業の一部売却について、投資家と協議していることを明らかにし、11日は株と社債が大幅高となった。買い手候補に名前が挙がった万科企業は11日の香港市場で一時9.5%高。恒大物流株は15.5%高を付けた。

  中国恒大は10日香港取引所に提出した資料で、協議には「複数の独立した第三者投資家」が関与していると説明した。具体的な計画や正式な合意には至っていないという。

  株価は香港市場で一時12%高となり、3日間の上げ幅は26%に達した。香港上場の子会社の株価も3日続伸。ブルームバーグが集計した価格によると、中国恒大のドル建て債(2025年償還、表面利率8.75%)は額面1ドルに対し2セント値上がりし45セント。

  中国恒大は資産と子会社持ち分の売却で資金繰り難をしのごうとしているが、銀行の慎重姿勢や納入業者への未払い、係争などについての報道がここ数週間、投資家の不安をあおっている。

中国恒大の人民元建て社債、購入に制限-再編の準備か

  CSG-CIMBセキュリティーズの不動産アナリスト、レイモンド・チェン氏によると、中国恒大が2部門の経営権を保持し少数株を売却した場合、約250億香港ドル(約3550億円)を調達できる可能性がある。

原題:Evergrande May Sell Prop. Mgmt Stake to Vanke-Led Firm: 01icon、China Evergrande Soars After Confirming Talks to Sell AssetsEvergrande in Talks to Sell Stakes in EV, Property Service Units(抜粋)

(第1-3段落を追加します)
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