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中国恒大の人民元建て社債、購入に制限-再編の準備か

更新日時
  • 機関投資家のみが購入できると受託会社が深圳証取に届け出
  • 「個人投資家の参加を制限し将来の再編に備える」一歩の可能性

中国の不動産開発大手、中国恒大集団の現地通貨建て社債を個人投資家が購入できなくなった。流動性危機に直面する同社からのリスク波及が懸念されている。

  中国恒大の9銘柄の人民元建て社債は機関投資家のみが購入できると同社債の受託会社が深圳証券取引所に9日届け出た。買い手保護の措置だという。

  ノムラ・インターナショナル(香港)のクレジットアナリスト、アイリス・チェン氏は「個人投資家の参加を制限し将来の再編に備える」一歩かもしれないと述べた。 

Two units of Evergrande surge on report that company is in talks to sell stakes

  中国恒大の資金繰りを巡る懸念は中国の金融市場全体に広がっている。同社は資産と子会社持ち分の売却でしのごうとしているが、銀行の慎重姿勢や納入業者への未払い、係争がここ数週間、投資家の不安をあおっている。

  ロイター通信は中国恒大が新エネルギー車(NEV)部門の中国恒大新能源汽車集団および不動産サービス部門、恒大物業の持ち分の売却について、国有・民間企業と協議していると報道。中国恒大はまた、深圳での都市再開発プロジェクトの買い手も探しているとも関係者からの情報として伝えた。これを受け、10日に一部の中国恒大債が値上がりした。

  2025年償還のドル建て債(表面利率8.75%)は額面1ドルに対し2.5セント上昇し43セントと、約1週間ぶりの大幅高となった。ブルームバーグが集計した価格が示した。 

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原題:Some Investors Barred From Buying Evergrande Bonds as Risks Rise、Evergrande Units, Bonds Surge on Report of Units’ Stake Sale (1)(抜粋)

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