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ロビンフッド株が28%安、転換社債の投資家が株式売却を申請

  • IPOから1週間弱で1億株近いクラスA普通株の売却申請
  • 売却益は投資家が全て確保、ロビンフッドは全く受け取らない

手数料ゼロの株式取引アプリを運営するロビンフッド・マーケッツの株価が5日の米株式市場で急落した。新規株式公開(IPO)から1週間弱で1億株近いクラスA普通株の売却が申請された。

  株主が最大9788万株を徐々に売却することを提案したのを受け、株価終値は28%安の50.97ドルに沈んだ。米証券取引委員会(SEC)への届出書によれば、売却益は株式の売り手が全て確保し、ロビンフッドは全く受け取らない。

  こうした売り手は2月に、ロビンフッドが実施した35億5000万ドル(約3900億円)規模の転換社債売り出しに参加した投資家集団。届出書によると、転換社債の初回部分の投資家は持ち株の半分の売却が可能で、残る半分は今月25日まで保有する必要がある。

Investors taken on wild ride as holders file to sell almost 100 million shares

  最大の保有者であるベンチャーキャピタル会社ニュー・エンタープライズ・アソシエーツは保有株約10%を約3.9%(290万株)減らす可能性がある。届出書には売り手としてアンドリーセン・ホロウィッツやアイコニック・キャピタル、リビット・キャピタルの関連会社の名前もある。

  大株主によるこうした早期の株式売却はロビンフッドのIPOの特異性を際立たせるものだ。最近の株式公開では内部関係者に保有株に触れることを禁じるロックアップ期間が半年間設定されることが多いが、ロビンフッドの社員や幹部は上場初日にも持ち株の一部を売却できた。

  ロビンフッドの株価は4日まで4営業日続伸し、同日には一時82%高となる場面もあった。

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原題:Robinhood Sinks 28% After Early Investors File to Sell Stock (1)(抜粋)

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