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【米国市況】S&P500最高値、決算受け-原油と資源国通貨上昇

更新日時
Office workers walk near the Goldman Sachs Group Inc. headquarters in New York, U.S., on Thursday, July 22, 2021. After a year of Zoom meetings and awkward virtual happy hours, New York's youngest aspiring financiers have returned to the offices of the city's investment banks, where they're making the most of the in-person mentoring and networking they've lacked during the pandemic.
Office workers walk near the Goldman Sachs Group Inc. headquarters in New York, U.S., on Thursday, July 22, 2021. After a year of Zoom meetings and awkward virtual happy hours, New York's youngest aspiring financiers have returned to the offices of the city's investment banks, where they're making the most of the in-person mentoring and networking they've lacked during the pandemic. Photographer: Michael Nagle/Bloomberg

5日の米株式相場は上昇。新型コロナウイルス変異株の経済的脅威が根強いものの、米雇用統計の発表を控える中、企業決算や新規失業保険申請件数の減少を背景に買いが膨らんだ。

  • 米国株はS&P500が最高値更新、決算や米指標受け
  • 米国債は下落、10年債利回り1.22%
  • 資源国通貨上昇、原油高背景に-ドルは下落
  • NY原油は4日ぶり反発、広範な市場持ち直しが追い風
  • NY金先物は反落、終値1808.90ドル

  S&P500種株価指数とナスダック総合指数、ナスダック100指数が終値ベースの最高値を更新した。オンライン旅行会社ブッキング・ホールディングスやメディア企業フォックスなどが決算発表後に買われた。先週の新規失業保険申請件数は2週連続で減少し、労働市場が徐々に改善していることを示した。市場関係者の注目は、6日に発表される7月の米雇用統計に移る。

  S&P500種は前日比0.6%高の4429.10。ダウ工業株30種平均は271.58ドル(0.8%)高の35064.25ドル。ナスダック総合は0.8%上昇。米国債市場ではニューヨーク時間午後4時59分現在、10年債利回りが4ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の1.22%。

U.S. initial jobless claims fell for a second straight week

  フォート・ピット・キャピタル・グループのポートフォリオマネジャー、カーター・ヘンダーソン氏は「株式にとって好ましい環境になおあり、金融当局の緩和姿勢と業績の回復が続く限り、この環境は持続するだろう」と指摘。「ただ、相場は年初来17%上昇しており、ここからの上昇余地は限定されるとみている」と語った。

  外国為替市場ではノルウェーやカナダ、オーストラリアなど資源国の通貨が上昇した。原油相場や商品(コモディティー)指数の上昇が背景にある。ドルは下落。英インフレ率が従来の予想を上回り年内に4%を超えるとの見通しが示されたことから、ポンドは値上がりした。

  主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は0.1%低下。ドルは対円では0.3%高の1ドル=109円78銭。ユーロは対ドルで0.1%未満安い1ユーロ=1.1832ドル。

  ニューヨーク原油先物相場は4営業日ぶりに反発。デルタ変異株の感染拡大は続いているが、株式相場の上昇が買いを誘った。ドルが下落し、ドル建て商品の投資妙味も高まった。

  ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物9月限は前日比94セント(1.4%)高の1バレル=69.09ドルで終了。ロンドンICEの北海ブレント10月限は91セント高の71.29ドル。一時は69.75ドルまで下げる場面もあった。

  ニューヨーク金先物相場は反落。米金融当局者が資産購入のテーパリング(段階的縮小)開始に言及したため、売りが優勢になった。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物12月限は前日比0.3%安の1オンス=1808.90ドルで終了した。

原題:Stocks Gain as Earnings Outweigh Virus Concerns: Markets Wrap(抜粋)

Commodity-linked Currencies Rally; Dollar Drops: Inside G-10(抜粋)

Oil Rises With Broader Market Rebound Offsetting Delta’s Spread(抜粋)

Platinum Slumps to Seven-Month Low as Virus Spread Saps Demand(抜粋)

(市場関係者のコメントやチャート画像を追加、相場を更新します)
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