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ロビンフッド株が今週2倍に上昇、「ミーム銘柄」投資家の注目集める

  • 約1週間前の株式上場でつまずいたロビンフッド、4日に急騰
  • オプション取引開始やウッド氏の投資、クレイマー氏の見解が材料に
Baiju Bhatt (right) and Vlad Tenev, Robinhood’s founders, walk along Wall Street after going public with an IPO earlier in the day on July 29 in New York City.
Baiju Bhatt (right) and Vlad Tenev, Robinhood’s founders, walk along Wall Street after going public with an IPO earlier in the day on July 29 in New York City. Photographer: Spencer Platt/Getty Images North America

小口投資家の熱狂とアナリストを困惑させる株価高騰、オプション取引、キャシー・ウッド氏の支持、ジム・クレイマー氏のツイート。

  これらはどれも、約1週間前の上場時につまずいた米ロビンフッド・マーケッツ株にとって「ミーム銘柄」流の猛烈な取引を生み出す材料となった。同社株は4日に70.39ドルで終了し、今週の株価上昇率は100%に到達した。上場初日だった7月29日には新規株式公開(IPO)価格38ドルから約8%下落していた。

ロビンフッド株、一時82%高-ウッド氏に続き個人投資家が殺到 (1)    

  ロビンフッド株の突然の急回復は、オンライン掲示板「レディット」を利用する投資家に人気のゲームストップやAMCエンターテインメント・ホールディングスなどの値動きの荒いラリーに通ずるものがある。市場参加者はロビンフッドの激しい動きの背後にある複数の要因を指摘。4日は同社株の個別株オプションの取引初日に当たった上、大勢の小口投資家がフォローするアーク・インベストメント・マネジメントのキャシー・ウッド氏が自身のファンドで株式を買い続けていることも判明した。

  CBOEグローバル・マーケッツのプロダクト・インテリジェンス責任者、ヘンリー・シュワルツ氏の文書によると、ロビンフット株オプションの4日の出来高は約32万9000枚。オプション初日の出来高としてはフェイスブックに次いで過去2番目の多さだった。

  MAIキャピタル・マネジメントのチーフ株式ストラテジスト、クリス・グリサンティ氏は「私の感覚では、この動きはあまり洗練されたものではなく、AMCやゲームストップのような群集心理の動きだ」と指摘。「チャートを見て困惑し分からないと言うのは、ゲームストップやAMCで感じたのと同じだ」と述べた。

  ロビンフッドはIPOで、個人投資家に最大35%を割り当てる異例の対応を目指していたが、中国の配車サービス大手、滴滴グローバルなどの案件に比べて需要が弱く、最終的には20ー25%程度の配分にとどまっていた。

  しかし、バンダ証券のデータによると、3日に小口の出来高は前日の約10倍に急増。4日の取引開始後3時間で、ここ数日の5倍強の1億株強が売買されたという。 

原題:Robinhood Catches the Meme Stock Spotlight With Wild 100% Surge (1) (抜粋)

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