コンテンツにスキップする

米ISM非製造業景況指数、過去最高を更新-受注や雇用が改善

更新日時

米供給管理協会(ISM)が発表した7月の非製造業総合景況指数は、1997年の統計開始後の最高となった。業況と新規受注、雇用の指数がいずれも上向いた。

キーポイント
  • ISM非製造業総合景況指数は64.1に上昇
    • ブルームバーグ調査のエコノミスト予想全てを上回る-予想中央値は60.5
    • 前月は60.1
  • 業況の指数は過去最高に近い67-前月から7ポイント近く上昇
  • 指数は50が活動の拡大と縮小の境目を示す
ISM services gauge surged to new record in July, employment index improved

ISM非製造業総合景況指数は過去最高を更新。雇用の改善も貢献した

  新型コロナウイルスのワクチン接種進展を原動力に、外食や旅行といったサービスの需要がここ数カ月で大きく回復した様子を、指数は浮き彫りにした。国外の需要も持ち直し、新規輸出受注は2007年以来の高水準となった。

  一方、供給面の制約がコロナ禍で大きな打撃を受けたセクターの伸びを限定し、物価を押し上げたことも示された。受注残は前月つけた過去最高に近い水準にとどまり、在庫増減の指数は2カ月連続で縮小圏となった。これは、需要が供給を上回り続けていることを意味する。

  ISM非製造業景況調査委員会のアンソニー・ニエベス委員長は、「原材料不足やインフレ、物流が引き続き供給に悪影響を及ぼしている」と発表資料で指摘した。

  仕入れ価格指数は82.3と、05年9月以来の高水準に達した。雇用指数は53.8と拡大に転じ、採用面の問題が和らぎつつある可能性を示した。

  • 統計表

原題:U.S. Service Industries Expanded at a Record Pace in July(抜粋)

(統計の詳細を追加して更新します)
    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE