コンテンツにスキップする

欧米銀が中国巡るリスク一蹴、香港の重要性も不変-締め付け強化でも

  • 「香港はいるべき場所」とスタンダードチャータードCEO
  • シティやHSBCも大中華圏での事業が通常通りと強調

地政学的な緊張の高まりや中国企業による新規株式公開(IPO)中止にもかかわらず、香港と中国市場に対する欧米銀の意欲はほとんど衰えていない。

投資家を揺さぶる中国政府の締め付け-「あらゆる産業がターゲット」

  欧米の銀行幹部からは、中国政府による広範な締め付けや米中間の地政学的な緊張増大でこの地域に対する集中的な取り組みと投資が頓挫することはないと示唆する発言が相次いでいる。

  英銀スタンダードチャータードのビル・ウィンタース最高経営責任者(CEO)は3日、記者団との電話会議で「当行にとっての事業機会という観点からは、構造的または基本的な変化は見られない」と指摘。マカオと中国広東省にまたがる粤港澳大湾区(グレーターベイエリア)につながる市場として香港が引き続き果たす役割は「われわれにとって法人金融およびウェルスマネジメント分野の機会が極めて大きくなること」を意味すると述べた。

  シティグループやHSBCホールディングス、クレディ・スイス・グループも決算発表の場を利用して、大中華圏での事業は通常通りだと強調した。

  ウィンタース氏は3日、ブルームバーグテレビジョンとのインタビューで「中国資本市場に参加したいなら、香港はいるべき場所だ」とした上で、香港は「中国資本市場の中心であり、これが近いうちに変化するとは考えていない」と語った。

関連記事

原題:
Banks from HSBC to Citi Shrug Off China Risks, Embrace Hong Kong(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE