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Photographer: Bing Guan/Bloomberg
Cojp

米インフラ法案に車の安全性巡る条項-運転者の飲酒検知機器搭載など

  • 幼児が車内に取り残されるのを防ぐシステムの新車搭載義務化も
  • 昨年の米交通事故死者数、推計3万8680人と2007年以来の多さに

米上院で近く採決に付される見込みのインフラ包括法案には、ドライバーの飲酒を検知する機器や、幼児が炎天下の車内に取り残されるのを防ぐシステムを新車に搭載することを義務付ける条項が盛り込まれた。

  他にも新車向けの自動緊急ブレーキ・衝突回避システムや、セミトレーラートラックが追突された時に後部座席がつぶれないよう保護するリヤガードの設置を義務付ける条項も含まれている。

  自動車の安全性を巡るルールの厳格化を求めている米消費者団体、自動車安全センター(CAS)のエグゼクティブディレクター、ジェーソン・レビン氏はインフラ法案にこれらの条項が盛り込まれたことを高く評価する一方で、さらに推し進める必要があるとし、下院がこれらの条項をさらに拡充することを望む考えを示した。

  レビン氏は「特に自動車の安全性と予防可能な自動車死亡事故の増加傾向に関して、米国のインフラの大幅改善が延び延びになっていたことは明らかだ」と指摘した。

  米国では昨年、新型コロナウイルス禍の影響で車の運転機会は減ったものの、年間の交通事故死者数は推計3万8680人と2007年以来の多さとなった。

  大手自動車会社のロビー活動を手掛ける米国自動車イノベーション協会(AAI)のジョン・ボゼラ会長は発表資料で、自動車業界は安全性に対応する官民の取り組み支援に以前からコミットしていると説明した。

  また、飲酒運転防止条項の支持者らは、同条項を盛り込んだ法律が成立すれば交通事故の死者数は劇的に減少するだろうと指摘した。

原題:
Drunk-Driver Detectors for Cars Part of Infrastructure Bill (1)(抜粋)

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