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長期金利がゼロ%、昨年12月以来の低水準

長期金利はことし初めてゼロ%に低下した。新型コロナウイルス感染の再拡大でリスク回避の動きが強まっていることが背景。米長期金利が5カ月ぶり低水準付近にあることに加えて、前日の10年利付国債入札や日本銀行が実施した国債買い入れオペで需給の良さが示されたことで買いが優勢となっている。

  4日の債券市場で新発10年物国債利回りは、前日の終値を0.5ベーシスポイント(bp)下回るゼロ%を付け、2020年12月16日以来の低水準に並んだ。

長期金利の推移

市場参加者の見方

三菱UFJモルガン・スタンレー証券の鶴田啓介債券ストラテジスト

  • 事前の調整をせずに迎えた10年債入札も、無難からやや弱め程度の結果にとどまった
  • 投資家は余剰資金を抱えてある程度は投資を進めなければならず、目先は金利も上がりそうにないので、キャリーロールが高い10年債の購入は利回り水準が低くても正当化される
  • 米国債は四半期定例入札の減額観測から需給がひっ迫しやすく、米長期金利に一段の低下余地がありそうなこともある
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