コンテンツにスキップする

日本株は続落、円高で電機など輸出関連が安い-好業績銘柄には買い

更新日時

p>1日を始める前に押さえておきたい世界のニュースを毎朝お届け。ブルームバーグのニュースレターへの登録はこちら

東京株式相場は続落。外国為替市場で円相場が対ドルで上昇し、電機など輸出関連の一角が売られた。午後の取引時間中に決算を発表したトヨタの株価が値を崩し、株価指数を押し下げた。トヨタは事業環境の先行き不透明感から通期業績計画を据え置き、嫌気した売りが優勢になった。半面、好決算を開示したダイキン工業やZホールディングス、日本郵船、日本製鉄などには買いが入り、相場を支えた。

  • TOPIXの終値は前日比9.71ポイント(0.5%)安の1921.43
  • 日経平均株価は57円75銭(0.2%)安の2万7584円08銭
TOPIXの推移

市場関係者の見方

証券ジャパンの大谷正之調査情報部長

  • 主要企業が公表する決算を見極めたい投資家の買い控え姿勢が強い中で、円高を警戒する動きになった。一方、中国株が堅調だったのは相場を支えた
  • 春先まで上昇基調だった株式相場が水準を徐々に切り下げ、個人投資家は損失を確定するための売りを出しているようだ。ただ決算を受けて企業収益に対する株価の割安感が高まり、今後は見直し買いも入る見込みだ

三井住友信託銀行の瀬良礼子マーケット・ストラテジスト

  • 企業業績への期待感が下支え要因だが、今週末からの三連休や足元のデルタ変異株の拡大を踏まえると日本株全体への買い材料は乏しく様子姿勢が根強い
  • 国内外の投資家は今後補正予算への期待もあってそれほど悲観的にはならないが、東京五輪の最中ということもあり感染拡大に歯止めがからないことに株価は神経質に反応しやすい状況

東証33業種

上昇率上位鉱業、海運、水産・農林、鉄鋼、石油・石炭製品、機械、空運
下落率上位非鉄金属、卸売、その他製品、医薬品、建設、繊維製品、電機

背景

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE