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円とスイス・フランが上昇、一時108円台-デルタ変異株拡大で逃避需要

3日のニューヨーク外国為替市場では、円とスイス・フランが上昇。新型コロナウイルスのデルタ変異株の感染拡大が世界経済の成長を脅かす中で、安全資産への需要が続いていることを示した。

  円はドルに対して一時、0.3%高の1ドル=108円91銭と、5月26日以来の高値。スイス・フランは1ユーロ=1.0729フランと昨年11月以来の高水準で、ドルに対しては4月以来の7連騰となっている。

  主要通貨のうち7月の上昇率は円とフランが上位2通貨だった。安全資産とされる通貨に需要が集まっている状況は、リスク志向と成長期待が依然弱く、中央銀行の超緩和的政策からの脱却が遅れる可能性をあらためて浮き彫りにする。警戒感が高まっている兆しは市場の至る所で見られ、米10年債利回りは7月に月間ベースで2020年3月以来の大幅な低下を記録。中国のトレーダーは、緩和政策の再開を見込むポジションを増やしている。

EUR/CHF has closely tracked the decline in German real yields to a record low
 
 

原題:
Swiss Franc and Yen Climb to Multi-Month Highs Amid Haven Bets(抜粋)

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