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独BMW、半導体不足で通期に慎重な見方-ステランティスは上方修正

  • BMW、失われる販売台数は比較的軽微と見込むも不透明性を警告
  • ステランティスは利益率見通しを大幅上方修正、年末の供給改善期待

欧州の自動車メーカー2社が先行きについて対照的な見方を示した。ドイツの高級車メーカー、BMWは世界的な半導体不足の悪化を理由に今後数カ月の不透明性を警告した。一方、フィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)とグループPSAの合併で誕生したステランティスは、予想外に通期の業績予想を大幅に引き上げた。

  BMWは半導体不足で今年失われる販売台数を9万台と、1-6月(上期)出荷台数の10%未満にしかならないと見込むものの、半導体の供給が懸念材料だとして慎重な姿勢を維持した。ステランティスは通期の利益率見通しを上方修正。通年で約140万台の生産が失われる可能性があるとしつつ、年末にかけて供給が改善することへの希望を持ち続けているとした。

  BMWはリスクに対する慎重な姿勢が目立つが、RBCキャピタル・マーケッツのアナリスト、トム・ナラヤン氏は電子メールで「単なる保守的な姿勢なのか、もっと深刻な何かなのか、投資家は見極めようとするだろう」と指摘した。

  BMWの4-6月(第2四半期)EBIT(利払い・税引き前利益) は50億ユーロ(約6470億円)に増加し、アナリスト予想平均の40億ユーロを上回った。制裁金への引当金戻し入れなど一時的な項目が利益を押し上げた。

Neck and Neck

BMW pulls within 4,500 cars of Mercedes in year-to-date worldwide sales

Source: Company statements

原題:
BMW’s Chip Shortage View Darkens in Contrast With Stellantis(抜粋)

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