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きょうの国内市況(8月3日):株式、債券、為替市場

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●日本株反落、デルタ変異株の拡大で景気回復鈍る懸念-空運や陸運安い

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  東京株式相場は反落。米ISM製造業景況指数の低下や新型コロナウイルスのデルタ変異株拡大で、景気回復ペースの鈍化が懸念された。空運や陸運株が値下がりし、鉄鋼などの素材株も下落。原油安を受けて、鉱業などの景気敏感株も安い。半面、精密機器や半導体関連は高く、相場を支えた。個別銘柄では、決算を発表した三井物産など商社株の上げが目立った。

  • TOPIXの終値は前日比8.91ポイント(0.5%)安の1931.14
  • 日経平均株価は139円19銭(0.5%)安の2万7641円83銭

ピクテ投信の糸島孝俊ストラテジスト

  • きのう大幅高だった反動に加え、米経済指標が振るわずデルタ変異株拡大による景気の回復鈍化懸念が強まった。金利が低下し、景気敏感株を中心に株価は下落した
  • 中国リスクが徐々に日本株にも波及してきている印象だが、現時点では影響は限定的だ。ただ、きょうはゲーム関連にも売りが広がったため、今後は注視する必要がある
  • 業績相場の中で値動きは底堅い。海運株など好決算で割安感の残る銘柄にはしっかりと買いが入っている

東証33業種

下落率上位パルプ・紙、空運、鉱業、石油・石炭製品、医薬品、陸運
上昇率上位海運、卸売、精密機器、金属製品

●債券は上昇、米長期金利の一段低下で買い圧力ー10年入札後に一段高

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  債券相場は上昇。前日の米国市場で長期金利が1.1%台に一段と低下したことを受けて、買い圧力が掛かった。この日に実施された10年国債入札を無難に通過したことで、相場は一段高となった。

  • 新発20年債利回りは前日比1ベーシスポイント(bp)低下の0.38%と、7月16日以来の低水準
  • 新発30年債利回り0.63%、新発40年債利回り0.72%と、それぞれ0.5bp低下
  • 新発10年債は取引不成立
  • 長期国債先物9月物の終値は13銭高の152円44銭。米長期金利低下の流れを引き継いで買いが先行した後、午後に一時152円46銭まで上げ幅を拡大

SBI証券の道家映二チーフ債券ストラテジスト

  • 米国で景気減速を見始める人が出てきており、金利の下振れリスクを意識する時間帯に入った
  • 10年入札は、カーブが動かなければキャリーとロールダウンで0.6%ぐらい取れるので、この水準でもそれなりにニーズがあった
  • この先も金利が下がると思うなら、10年のマイナス金利を買うよりは、20年の0.35%を視野に買った方が良いと考える人はいるかもしれない
  • 20年は0.36-0.40%ぐらいのレンジでみている人が多いだろうから、キャピタル狙いで買う人は買うだろうが、慎重ではあるだろう

10年国債入札

  • 最低落札価格は100円86銭と、市場予想100円87銭を下回る
  • 応札倍率は3.33倍、前回は3.54倍
  • 小さければ好調を示すテール(最低と平均落札価格の差)は3銭、前回は1銭

 

●ドル・円が2週間ぶり安値、米金利が重し-QE縮小方針で豪ドル上昇

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  東京外国為替市場のドル・円相場は1ドル=109円前半で弱含み。新型コロナウイルスの感染拡大による世界景気への懸念がくすぶる中、米長期金利の低下傾向や日本株の下落を背景に約2週間ぶり安値を付けた。オーストラリアドルは上昇。オーストラリア準備銀行(中央銀行)はこの日の金融政策決定会合で量的緩和の縮小方針を堅持した。

  • ドル・円は午後3時19分現在、前日比0.2%安の109円15銭。109円34銭を高値に一時109円12銭と7月19日以来の水準まで軟化
  • 豪ドル・ドルは0.5%高の1豪ドル=0.7396ドル。豪ドル・円は0.3%高の1豪ドル=80円73銭

あおぞら銀行の諸我晃チーフマーケットストラテジスト

  • 米金利低下のきっかけとなった米ISM(供給管理協会)製造業指数は供給制約の影響が大きくそこまで悪い数字ではないが、デルタ株の感染拡大は世界的に景気回復の押し下げ要因になってきそう
  • 米金利低下はドル・円の上値を抑制する材料。ただ、米長期金利がここからさらに下がるほどの材料にはまだなっていないので、109円は維持できる方向ではみている
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