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バイデン大統領、住宅立ち退き続出回避に向け行動-猶予措置失効受け

  • CDC幹部、猶予延長検討を求める要請を法的権限がないとして拒否
  • ペロシ下院議長、猶予延長について十分な支持集められず休会に入る

バイデン米大統領とホワイトハウス高官は2日、家賃滞納者の住宅立ち退き猶予措置の失効を受け、大勢の借り手が自宅退去を余儀なくされる事態を回避するため対応に動いた。連邦や州、自治体政府に対し迅速な行動を求めている。

  民主党急進派は米政権が猶予措置延長に関する法案可決を議会に要請するまで長い時間をかけ過ぎたと主張し、批判を強めていた。

  バイデン大統領は1日、一部の民主党議員の求めに応じ、米疾病対策センター(CDC)に立ち退き猶予期間延長を検討するよう要請。しかし、CDC幹部は法的権限がないとして拒否した。

  こうした事態を受け、新型コロナウイルス禍の経済対策を統括するジーン・スパーリング氏ら政権幹部は、住人が借家に住み続けることを支援する470億ドル(約5兆1400億円)規模のプログラムに基づく資金活用を各州に促した。サキ大統領報道官によると、各州はこの資金を「かなり前に」受け取っている。従来の住宅支援とは別枠となるこの支援の実行は多くの州で進んでいない。

  ペロシ下院議長は住宅立ち退き猶予の延長について十分な支持を集められず、下院は7月30日に休会した。バイデン大統領はその前日、猶予延長を議会に要請していた。

米下院休会、住宅立ち退き猶予の延長できないまま-数百万人にリスク

原題:
Biden Moves to Stave Off Mass Evictions After Moratorium Expires(抜粋)

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