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ゴールドマンに続きクレディ・スイスも若手報酬引き上げ-関係者

更新日時
  • ゴールドマンはアナリスト報酬を初年度最低11万ドルに
  • クレディSもアナリスト初年度給与を10万ドル以上に引き上げ検討

ゴールドマン・サックス・グループとスイスのクレディ・スイス・グループは、投資銀行のジュニアバンカーの報酬を引き上げる。新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)をきっかけに表面化した「倒れるまで働き続ける」文化に対する不満の声が強まっており、両行もウォール街の他の大手金融機関に遅れて待遇改善に乗り出す。

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  事情に詳しい複数の関係者によれば、ゴールドマンのアナリストの報酬は初年度が最低11万ドル(約1207万円)と、従来の8万5000ドルから引き上げられる。2年目については12万5000ドル(従来9万5000ドル)、5年目のアソシエイトは15万ドルとなる。関係者らは非公開情報を理由に、匿名を条件に話した。

  また複数の別の関係者によれば、クレディ・スイスもアナリストの初年度給与を10万ドル以上に引き上げることを検討している。額についてはなお精査中で、正式には何も決まっていないという。ファイナンシャル・ニュースが先に報じたところでは、クレディ・スイスは2年目のアナリストについては10万5000ドル、3年目は11万ドルに増やす可能性がある。

  モルガン・スタンレーシティグループドイツ銀行JPモルガン・チェースは、ディールの記録的活況に伴い厳しい仕事の負荷が生じる状況で離職に歯止めをかけるため、ジュニアバンカーの初年度報酬をいずれも10万ドルに引き上げており、今回のゴールドマンとクレディ・スイスはこれらに足並みを合わせた動きとなる。

原題:Goldman Sachs, Credit Suisse Join Rivals in Junior Pay Bump (1)(抜粋)

(クレディ・スイスについて追加し、更新します)
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