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巨大IT企業に金融当局の監視必要、現行の枠組みは不十分-BIS

  • 市場支配力や金融安定への脅威、データプライバシーの懸念に言及
  • システミックな影響と金融セクターへの波及効果への備えが不十分

国際決済銀行(BIS)のカルステンス総支配人と3人の幹部は、米グーグルの親会社アルファベットフェイスブック、中国のアリババグループなど巨大IT企業について、拡大する市場支配力や金融安定の脅威になる可能性、データプライバシーの懸念に備え、金融規制・監督当局の監視が必要だと主張した。

  カルステンス総支配人らは2日公表したペーパーで、金融に参入しようとする巨大IT企業の動きに適切に対処する上で、現行制度は不十分である公算が大きいと分析。「大手テクノロジー企業の活動に伴う(場合によってはグローバル規模での)システミックな影響と金融セクターへの波及効果の可能性に今の枠組みは対応していない」との認識を明らかにした。

  BISの幹部らは、決済業者の現行の許可要件も小規模な送金業者を念頭に策定されたものだと指摘し、巨大なユーザーベースに新商品を迅速に提供できるテクノロジー企業は、金融サービス分野で素早い成長が可能との見解を示した。

原題:Tech Giants’ Rise Requires New Financial Oversight, BIS Says(抜粋)

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