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キャシー・ウッド氏旗艦ファンドに逆張りのETF、設定の見通し

  • SARKはスワップ契約通じARKK運用成績と逆向きの連動目指す
  • ARKKは2020年に一時約150%上昇した-今年に入って3.6%下落

うまくいっていたキャシー・ウッド氏の投資手法がつまずきつつあると考える人は、近く上場投資信託(ETF)でその見方を反映できるようになりそうだ。

  米証券取引委員会(SEC)への7月30日の提出資料によると、「ショートARKK・ETF」はスワップ契約を通じ、ウッド氏率いるアーク・インベストメント・マネジメントで最大のETF「アーク・イノベーションETF(ARKK)」(運用資産230億ドル=約2兆5200億円)の運用成績と逆向きに連動することを目指す。ティッカーは「SARK」で、信託報酬はARKKと同様に0.75%となる。

  取引が開始されれば、SARKは2020年に成功が際立った資産運用会社に対する大胆な逆張り投資となる。テスラなど株価が急伸したハイテク株への強気な投資でARKKは昨年、一時約150%上昇した。ただ、特に好調だった一部の組み入れ銘柄は市場の投機熱が落ち着くにつれ運用成績の重しとなっており、ARKKは今年に入って3.6%下落している。S&P500種株価指数は17%上昇。

ARKK shares stumbling after stellar 2020

  SARKはテーマ型のアクティブ運用ETFを発行するタトル・キャピタル・マネジメントのマット・タトル最高経営責任者(CEO)が運用する。

  電子メールでタトル氏は「簡単に言うと、既にARKKは利益の出ていない一連のハイテク株についてロングのエクスポージャーを示しており、投資家がそのショートにもアクセスできるようにすべきだとわれわれは考えた」とした上で、「機関投資家ではなく、株式・ETFを空売りできなかったり、空売りのための借り入れが難しかったりしそうな多くの投資家が存在することに留意している」と説明した。

  アークの担当者にコメントを求めたが、直ちに返答はなかった。

原題:Anti-Ark ETF to Bet Against Cathie Wood’s Flagship Fund(抜粋)

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