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テスラのマスク氏、アップルへの身売りでクック氏と会談の事実ない

  • 新刊「パワープレー」が触れた電話会談を否定
  • マスク氏はアップストアの手数料非難-ネット上のグローバル税

米電気自動車メーカー、テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は30日、同社身売りの可能性でアップルのティム・クックCEOと会談したことは一度もないとしたほか、アップストアの手数料について「インターネット上のグローバル税」だと非難した。

  マスク氏のコメントは、クック氏が2016年にテスラ買収を巡りマスク氏に電話したとする新刊「パワープレー:テスラ 、イーロン・マスク、そして世紀の賭け(Power Play: Tesla, Elon Musk, and the Bet of the Century)」の内容についての反論。同書はウォールストリート・ジャーナルのティム・ヒギンズ記者が執筆した。ロサンゼルス・タイムズ紙の書評で明らかになった内容によれば、マスク氏は合意の条件に自身がアップルCEOに就く条件を示したところ、協議は終わりを迎えた。クック氏は語気を強めて電話を切ったという。

  ツイッター投稿でマスク氏は「クック氏とは話したり書簡を交わしたりしたことは一度もない」とコメント。「アップルによるテスラ買収について話すため、クック氏と会いたいと自分が要請したことはあった」と認めた上で、条件提示もなければクック氏は会談を拒んだと説明。当時、「テスラの価値は現在の6%程度だった」と続けた。アップルも同書が紹介した逸話を否定した。

  マスク氏はこの日、別のツイートでアップストアの手数料に言及し、「エピックは正しい」と投稿した。エピックとは、アップルの手数料を巡り同社を提訴した米エピック・ゲームズ。 

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原題:
Musk Slams Apple Fees and Denies Discussing Merger With Cook (1)(抜粋)

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