コンテンツにスキップする

ブラード総裁、テーパリングの今秋開始望む-来年3月末までに終了を

  • 市場は今秋の段階的縮小開始に「極めて十分に備えている」
  • ブラード氏はFOMCでの議決権を今年は持たないが、来年に有する

米セントルイス連銀のブラード総裁は金融市場について、米金融当局が大規模な資産購入プログラムのテーパリング(段階的縮小)を今秋開始することに「極めて十分に備えている」との考えを示した。その上で、2022年1-3月(第1四半期)末までの完了が望ましいと付け加えた。

  ブラード総裁は30日に開かれたオンラインのイベントで、「そうした予想はされてきている。資産購入がこの環境でそれほど効果的だとはあまり考えられていない」と発言。市場は「テーパリングが今秋に開始されることにかなり備えている」と述べた。

  「市場も何も動揺させたくはないが、それを終わらせるべきだ。来年第1四半期末までに終了というのが私の目標になるだろう」とブラード氏は説明。「その時点で、労働市場に関してどういう状況にあるのかを見極める。インフレが落ち着きつつあるのか、労働市場が回復しつつあるのか見極める」と話した。

  さらに「インフレは緩やかになるだろうが、どの程度緩やかになるのかは分からない。抑制されない場合は、ゆっくりと2%に戻さなくてはならないだろう」と指摘。今は「それを開始し、そのプロセスを来年第1四半期末に終わらせる良い時期だ」と続けた。

  ブラード総裁はインフレについて、来年には2.5-3%のレンジに減速するとの見通しを示した。同氏は今年の連邦公開市場委員会(FOMC)で議決権を持たないが、来年には有する。

原題:Fed’s Bullard Wants Taper to Start in Fall, End by March 2022(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE