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米キャタピラー、7-9月の利益率低下を予想-前期利益は予想以上

  • 短期的なインセンティブ報酬が利益率を圧迫する最大の要因に
  • 4-6月は旺盛な需要と販売価格上昇が寄与

鉱業・建設機械メーカーの米キャタピラーが発表した4-6月(第2四半期)決算は、利益が予想を上回った。建機への需要が高まり、販売価格の上昇が寄与したが、最高財務責任者(CFO)はコスト上昇で7-9月(第3四半期)の利益率が圧迫されるとの見通しを示した。

  第2四半期の調整後1株当たり利益は2.60ドルと、ブルームバーグがまとめたアナリスト予想の平均2.40ドルを上回った。利益率の鈍化見通しは主に従業員の報酬が要因だという。

  アンドルー・ボンフィールドCFOは電話インタビューで「第3四半期は少し逆風が吹き、利益率が前期比で低下するとみている」と発言。「今年の最も大きな要因は原材料価格の上昇ではなく、短期的なインセンティブ報酬で、利益率にとってより強い逆風になっている」と述べた。

  キャタピラーは昨年の年央と今年初めに実施した値上げで原材料価格の上昇を補えると予想した。同社は機械製造で大量の鉄鋼を消費するが、米国内の鉄鋼価格は年初から90%近く上昇している。

原題:Caterpillar Says Margins to Shrink as Incentive Costs Rise (1)(抜粋)

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