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仏BNP、株式トレーディングが回復-純利益は市場予想上回る

  • 貸倒引当金が予想下回り利益に寄与-ECBの制限解除後に配当へ
  • 債券トレーディングとM&Aや資金調達での助言業務は減収

フランスの銀行BNPパリバの4-6月(第2四半期)は、株式トレーディング収入の増加と予想より少ない貸倒引当金によって、利益が市場予想を上回った。

  30日の決算発表によると、株式とデリバティブ(金融派生商品)売買による収入は前年同期の2倍以上に増えた。一方、債券トレーディングは米大手投資銀行と同様に低迷。前年同期比で43%の減収となった。M&A(企業の合併・買収)や資金調達での助言業務の収入も1.6%減少した。純利益は前年同期比27%増の29億1000万ユーロ(約3800億円)と、アナリスト予想を上回った。

  ジャンローラン・ボナフェ最高経営責任者(CEO)は昨年の損失の後、株式トレーディング事業の再建に取り組んでいる。エクサンの未保有株式の取得を最近完了したほか、ドイツ銀行のプライムサービス事業買収も年内に完了する見込み。

  新型コロナウイルス禍の中で欧州中央銀行(ECB)は昨年、銀行の配当支払いを事実上禁止。ボナフェCEOはこれを批判していた。BNPはECBの制限が9月末に失効した後、1株当たり1.55ユーロの現金配当を支払う計画。来年の早い時期に新戦略を発表するのに合わせて株主還元方針も見直す。

原題:BNP Profit Beats as CEO Bonnafe Rebuilds Equities After Losses(抜粋)

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