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米で季節外れのRSウイルス流行、小児科病棟で病床の大半占める州も

  • 例年は冬に流行-乳児や高齢者は重症化リスク高い
  • コロナの行動制限から解放された子供たちが触れ合う機会増える

RSウイルス(RSV)感染症は通常、冬に流行することが多いが、米オクラホマ州とルイジアナ州では患者急増で医療機関の小児科病棟が満床になりつつあると、保健当局者は指摘した。

  米疾病対策センター(CDC)によると、RSVは軽い風邪のような症状を示すことが多く、大半の場合、数週間で回復する。主な症状は鼻水や食欲不振、発熱、呼気性喘鳴(ぜんめい)で、乳児や高齢者は重症化するリスクが高い。

  新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)入りから数カ月に及ぶ行動制限から解放された子供たちが学校や遊び場などで触れ合う機会を増やす中で、RSV患者が4月以降、全国的に増えている。RSVは子供が学校の教室内や保育園の屋内で密になる時間が多い比較的寒い時期によく見られる。

  RSV患者の増加は、コロナ感染者がデルタ変異株の拡散で増加している時期と重なっている。

  オクラホマ州では6、7月にRSVの患者が増加。オクラホマ・チルドレンズ病院では330床のうち新型コロナ患者は4人にとどまる。

  一方、ルイジアナ州はさらに状況が複雑だ。同州保健当局者のジョセフ・カンター氏は、季節外れのRSV流行に加え、比較的若い世代で新型コロナの症状が重くなるケースが増えているなどと指摘した。

原題:
Lung Virus Fills U.S. Children’s Hospitals as Isolation Ends(抜粋)

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