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みずほFG:4ー6月の純利益は2倍の2505億円、与信費用が改善

更新日時
  • 特殊要因による利益押し上げもあり通期純利益に対する進捗率は49%
  • 緊急事態宣言により第2四半期以降は取引先の悪化も

みずほフィナンシャルグループは30日、2021年4-6月期(第1四半期)の連結純利益が前年同期比2倍の2505億円だったと発表した。特殊要因による利益押し上げもあり、期初に示した通期純利益予想5100億円に対する進捗(しんちょく)率は49%に達した。

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みずほFGの4−6月純利益は2倍に

  上場投資信託(ETF)関係損益などを加えた本業のもうけを示す連結業務純益は前年同期比6.1%減の2068億円だった。顧客部門は国内リテールや法人向けソリューションが好調で、経費コントロールも順調に進んだことからカンパニー制導入以来の最高益となった。一方、前年同期に好調だった市場部門は落ち込んだ。

  与信費用は26億円の戻し益となり、前年同期と比べて416億円改善した。また、傘下みずほ証券の資本適正化に伴う税効果の影響などによる利益押し上げ効果が696億円あった。

与信費用は予断許さず

  与信費用については、予防的に引き当てた対象について戻りが発生しているというが、第2四半期以降は政府による緊急事態宣言を踏まえた取引先の悪化も考えられるとして予断を許さないとみている。今期(22年3月期)の与信費用は1000億円を計画している。

  貸出金は前年度の上期をピークに減少が続く。海外だけでなく国内でも新型コロナウイルス対応資金の返済が進んでいる。政策保有株の売却については、22年3月末までの3年間に約3000億円削減するとの目標に対し、72%の進捗率となった。今期も積み上げを図っていく方針。

21年4-6月期決算の主な内容(前年同期との比較)
  • 資金利益は3.6%増の2228億円
  • 役務取引等利益は0.4%増の1574億円
  • 株式関係損益は239億円の利益(前年同期は129億円の損失)
  • 与信関係費用は26億円の戻り益(前年同期は390億円の費用)
(情報を追加して記事を更新します)
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