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【新型コロナ】世界のワクチン接種40億回超-マニラ都市封鎖へ

更新日時
  • ワクチン接種済みでも他人に感染させ得るとCDC-NYT
  • ワクチンの遺伝物質がDNAに組み込まれること示す証拠ない-研究

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新型コロナウイルスワクチンを接種済みの人でも他人を感染させるのに十分な量のウイルスを有する可能性があることが、新たな調査研究で分かった。米紙ニューヨーク・タイムズ(NYT)が米疾病対策センター(CDC)を引用して報じた。

  デルタ株は従来の変異株と比べて、より重い病気を引き起こす可能性があることがCDCの内部文書で示されたと米紙ワシントン・ポストが伝えた。

  こうした研究結果も、デルタ株で新規感染が急増する州を中心に全米で進んでいる規制再導入を後押ししている。バイデン大統領は連邦政府職員に対し新型コロナワクチン接種証明を義務付け、未接種の職員にはマスク着用と頻繁なコロナ検査を義務化する。

President Biden Delivers Remarks On Covid-19 And Vaccination

バイデン大統領(7月29日)

  アジアではデルタ株が引き続き猛威を振るい、ロックダウン(都市封鎖)の再導入や他の制限措置を促している。

  ブルームバーグのワクチントラッカーによれば、世界の新型コロナワクチン接種回数は累計で40億2000万回を超えた。米ジョンズ・ホプキンズ大学とブルームバーグの集計データによると、世界の新型コロナ感染者数は1億9650万人、死者数は419万人をそれぞれ上回った。

  新型コロナワクチンがヒトの遺伝子を組み換える可能性があるとの風評を調査したオーストラリアのクイーンズランド大学の研究チームは、コロナウイルスとワクチンの双方について、遺伝物質がヒトのDNAに組み込まれることを示すエビデンスはないとの調査結果を発表した。

  インドネシアのジョコ大統領は、1日当たりのコロナ死者数が世界で最多となっている状況でも全面的なロックダウンを行うつもりはないと述べた。

  フィリピンの首都マニラは移動制限を強化しており、8月6日から2週間の厳しいロックダウンに入る。デルタ株の感染拡大に対応する。ロケ大統領報道官が明らかにした。

  米ジェフリーズ・ファイナンシャル・グループはオフィス復帰を望む従業員に対し新型コロナワクチンの接種完了を義務付ける。

ジェフリーズがコロナワクチン接種義務付け、オフィス復帰望む社員に

  バイデン政権は州や地方自治体に対し、ワクチン接種者に100ドルを贈呈するよう求めている。

  イスラエルは60歳超の人を対象にファイザー製ワクチンの3回目のブースター(追加免疫)接種を開始する。ブースター接種を本格的に行う初めての国となった。

  ニューヨーク市では新規感染者数の7日間平均が今週、5月初頭以来初めて1000人を超えた。ただ入院者数は比較的低水準を維持している。市内の「グラマシー・タバーン」など一部の有名レストランはワクチン接種を店内飲食の条件とする方針。感染拡大懸念を背景に同市は30日からワクチン接種者に100ドルのプリペイドカードを贈呈する。

原題:Four Billion Shots Given; CDC Raises Delta Concern: Virus UpdateMandate for U.S. Federal Workers; NYC Cases Climb: Virus Update(抜粋)

(新たな調査研究やマニラなどの情報を追加して更新します)
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