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ECBのパネッタ氏、景気過熱やインフレ高進リスクは限定的

  • 不完全な景気回復のリスクはなお高い-伊紙とのインタビューで
  • 現在の見通しにあるような1.4%や1.5%のインフレ率では不十分

欧州中央銀銀行(ECB)のパネッタ理事は、ユーロ圏の景気回復が不完全なものとなるリスクは依然として高いと指摘、一方で景気過熱やインフレ高進のリスクは限定的だとの見方を示した。

  伊紙コリエレ・デラ・セラとのインタビューでパネッタ氏は、「当局は望ましい中期的なインフレ率が2%弱ではなく2%だということを明確にした。現在の見通しにあるような1.4%や1.5%のインフレ率は不十分だ」と言明した。「過去において、ECBが焦りから拙速な利上げを行い、インフレ率に過度な下方圧力をかけ続け、成長を妨げたことがあった」とも指摘した。

  パネッタ氏は新型コロナウイルスのデルタ変異株の影響について、幾つかの国では景気回復が損なわれる恐れがあるものの、以前の感染拡大の波と比べれば影響はそれほど大きくないだろうと語った。

原題:ECB’s Panetta: Risks of High Inflation, Overheating Are Limited(抜粋)

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