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中国、来月から鉄鋼製品の輸出を再度引き締め-業界変革推進へ

更新日時
  • 一部の鉄鋼原料の関税を引き上げ、冷延製品の税還付廃止
  • 鉄鋼価格の上昇抑え、国内の供給不足解消を目指す

中国政府は29日、一部の鉄鋼原料に対する関税引き上げと冷延製品の税還付廃止を発表した。当局は鉄鋼業界の変革と、価格上昇を抑える取り組みを強化する。

  財政省の声明によれば、8月1日からステンレス鋼に使用されるフェロクロムの輸出関税率は従来の20%から40%に、高純度銑鉄の税率は15%から20%にそれぞれ引き上げられる。冷延コイル製品の一部など23品目を対象に輸出税還付は廃止される。

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  世界最大の鉄鋼製品の生産国であり輸出国である中国は、環境汚染を削減し、生産を抑えて国内への供給を増やすための業界改革を図っている。同国は既に今年5月から一部製品の輸出税還付を廃止し、関税を引き上げていた。

  鉄鋼価格は今年に入り需要増加を受けて過去最高値に上昇した。こうした中で輸出市場から国内に軸足を移す中国の動きは、景気回復に伴い消費が加速する世界市場を圧迫する恐れがある。

  中国当局は今年、散発的に鉄鋼生産の抑制を実施してきたが、需要拡大と高い利益率を背景に生産は過去最高水準に達している。

Exports are still rising this year after earlier moves to curb shipments
 
 

原題:China Squeezes Steel Exports Again to Expand Sector Overhaul (1)

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