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ブラックストーン、2400億円のダイレクトレンディングで中心的役割

  • ユニトランシェでのカンビウム向けローン、新規案件で3番目の規模
  • 運用会社がダイレクトレンディング目的に調達した資金は過去最高

米プライベートエクイティー(PE、未公開株)投資会社ブラックストーン・グループはオンライン教育事業を手掛けるカンビウム・ラーニング・グループ向けの21億5000万ドル(約2400億円)のダイレクトレンディングで他社と手を組んだ。銀行を介さずに投資家が直接提供するこうしたローンでは最大級の案件となる。

  資産運用会社がダイレクトレンディングを目的に調達した資金は3640億ドルと過去最高に達しており、企業がこうした手段で得るローンの規模も拡大傾向にある。ブルームバーグ集計データによると、「ユニトランシェ」と呼ばれる手法が用いられたカンビウム向けローンはダイレクトレンディングの新規案件として過去3番目の規模。

  事情に詳しい関係者によると、ブラックストーンが中心となった今回の案件には、より広範な資本再構成の一環として13億ドルの融資の借り換えなどが含まれる。ブラックストーンは手続きが今月完了したローンについて、規模は確認したが詳細は明らかにしなかった。関係者の話では、ブラックストーンのほか3社も参加した。

  カンビウムを2018年に買収したPE投資会社ベリタス・キャピタルの担当者はコメントを控えた。カンビウムの担当者にコメントを求めたが、これまでのところ返答はない。

  19年にはこうしたローンで5億ドルを超える案件は少なかった。しかし、プライベートクレジット市場が1兆ドル規模に膨らみ、銀行が中堅企業向け融資から撤退する中で、ダイレクトレンディングは拡大している。

原題:
Blackstone Gives $2.2 Billion Loan as Private Debt Sets Records(抜粋)

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