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中国駐米大使に前外務次官-舌鋒鋭い秦剛氏起用で対立長期化視野か

  • 米中関係は「閉じることできない」と秦氏-28日に米到着
  • 根本的な相違の早期解消は非現実的、米国は対等な扱いを-新華社

中国政府は、欧米からの批判に舌鋒(ぜっぽう)鋭く反論することで知られるベテラン外交官の秦剛氏を新たな駐米大使として派遣した。米国との対立長期化を見据えていることを示唆する人事だ。

  在米中国大使館の声明によると、これまで外務次官を務めてきた秦氏(55)が米国に28日到着。長らく駐米大使を務めてきた崔天凱氏は先月、近く離任すると表明していた。

中国の崔天凱駐米大使、近く離任すると表明

China on ship seizure

秦剛新駐米大使

  秦氏は記者会見で、「中米関係の基盤を維持し、両国国民の共通利益を守り、中米関係の正常軌道への回帰を推進する」と表明。両国の開かれた関係は「閉じることはできない」とも述べた。

  一方、国営新華社通信は28日の論説で、「両国の根本的な相違を早期に解決するのは非現実的だ」と主張。中国を対等に扱うよう米国に求めた。

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  バイデン政権は駐中国大使を空席としたままだが、国務次官などを務めたニコラス・バーンズ氏の就任が有力視されている。

原題:China Sends Sharp-Tongued Diplomat as Ambassador to U.S. (1)(抜粋)

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