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クアルコム、7~9月期の強気見通し示す-5Gスマホ需要が寄与

  • 供給の制約は年末までに改善へ-アモンCEO
  • 7~9月1株利益は市場予想上回る2.15-2.35ドルへ-株価上昇

スマートフォン向け半導体メーカーで世界最大の米クアルコムは28日、7-9月(第4四半期)業績に強気な見通しを示した。第5世代(5G)移動通信ネットワークの拡大や新製品需要が寄与する。

  同社によれば、7-9月の1株利益は2.15-2.35ドル、売上高は84億-92億ドル(約9200億-1兆100億円)を見込む。市場予想平均は1株利益2.07ドル、売上高85億ドルだった。

  世界的に携帯電話通信網が5G規格にアップグレードされ、新型コロナウイルス感染拡大防止の行動制限の緩和で消費者の機種変更が進んでいる。クアルコムのクリスティアーノ・アモン最高経営責任者(CEO)はスマートフォン用半導体以外でも事業を拡大し、コンピューターやネットワーク機器、家電製品分野で受注を目指している。

  アモンCEOはクアルコムが中核市場以外で年間100億ドルの売上高を達成するペースにあるとインタビューで述べ、「多角化は本物だ。当社は他の多くの業界にとって重要な会社になりつつある」と語った。

  クアルコムの株価は業績見通しを受けた時間外取引で一時3.6%上昇した。

  4-6月(第3四半期)決算では、一部項目を除いた1株利益は1.92ドルと、市場予想平均の1.69ドルを上回った。調整後ベースの売上高は63%増の80億ドル。市場予想は75億7000万ドルだった。

  アモンCEOによると、クアルコムは全てのカテゴリーで、供給上の制約で対応できるより多くの製品需要が見られる。状況は変化しており、「年末までに供給が実質的に改善する」と同社は予想しているという。

原題:Qualcomm Gives Upbeat Forecast, Lifted by 5G Phone Demand (1) (抜粋)

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